25. SVRによるクリープ破断時間予測ワークフロー¶
25.1. 概要¶
フェライト系耐熱鋼のデータを用いサポートベクトル回帰により訓練された予測モデルによって、組成・試験条件からクリープ破断時間を予測する。
25.3. ツール説明¶
ワークフローで使用されるツールの説明を行う。
25.3.1. 合金組成情報¶
いくつかの組成の値が設定された特定のフォーマットのファイルから組成値単体に分解し、単位を変換して出力する。
合金組成情報予測モジュールの処理詳細については 「 合金組成情報 」 を参照のこと。
当ワークフロー実行時の入力ファイル設定内容は以下の通りとする。

図 244 入力ファイル「組成データタイプ」¶

図 245 入力ファイル「組成データ」の例¶

図 246 入力ファイル「組成データ単位情報」¶
25.3.2. SVRによるクリープ破断時間予測¶
図 247 ツール「SVRによるクリープ破断時間予測」¶

図 248 出力ファイル「温度」¶

図 249 入力ファイル「応力」¶
No |
ポート名 |
単位 |
説明 |
---|---|---|---|
1 |
C_質量百分率 |
mass% |
|
2 |
Si_質量百分率 |
mass% |
|
3 |
P_質量百分率 |
mass% |
|
4 |
S_質量百分率 |
mass% |
|
5 |
N_質量百分率 |
mass% |
|
6 |
B_質量百分率 |
mass% |
|
7 |
Mn_質量百分率 |
mass% |
|
8 |
Ni_質量百分率 |
mass% |
|
9 |
Cr_質量百分率 |
mass% |
|
10 |
Mo_質量百分率 |
mass% |
|
11 |
Cu_質量百分率 |
mass% |
|
12 |
Al_質量百分率 |
mass% |
|
13 |
Ti_質量百分率 |
mass% |
|
14 |
Nb_Ta_質量百分率 |
mass% |
|
15 |
V_質量百分率 |
mass% |
|
16 |
W_質量百分率 |
mass% |
|
17 |
Co_質量百分率 |
mass% |
|
18 |
Fe_質量百分率 |
mass% |
100-(他の組成変数の合計値)を入力する |
19 |
Nb_質量百分率 |
mass% |
|
20 |
Sn_質量百分率 |
mass% |

図 250 出力ファイル「クリープ破断時間」¶
25.4. 入力ファイル¶
このワークフローにおける入力は 合金組成情報 の入力ファイルと、 SVRによるクリープ破断時間予測 の温度、応力となる。 入力ファイル名は半角スペースを入れなければ任意のファイル名でよい。
サンプル入出力ファイル
ダウンロードはこちら
(html版のみダウンロード可能)予測モジュール提供元から受領した入力ファイルにて検証済