20. クリープ破断時間推定後の時間消費則線形近似パラメータ推定ワークフロー（0.2%耐力不使用版）

20.1. 概要

クリープ破断時間推定ワークフローと時間消費則線形近似パラメータ推定ワークフローを連結したワークフロー。

20.2. ワークフロー説明

クリープ破断時間推定ワークフローと時間消費則線形近似パラメータ推定ワークフローを連結したワークフロー。 ワークフローは 図 624 になる。

図 624 クリープ破断時間推定後の時間消費則線形近似パラメータ推定ワークフロー（0.2%耐力不使用版）

20.3. ツールの説明

今回のワークフローで使用する各ツールの説明を行う。

ツール名
クリープ破断時間推定
時間消費則線形近似パラメータ推定

1. クリープ破断時間推定

組成、温度、応力範囲からクリープ破断時間を予測する。( 図 625 )

図 625 ツール「クリープ破断時間推定」

入力ファイル：

ポート名：最小応力_最大応力

最小応力_最大応力( 図 630 を参照)

ポート名：温度

温度( 図 631 を参照)

ポート名：組成

組成( 図 632 を参照)

出力ファイル：

ポート名：クリープ破断時間

クリープ破断時間。( 図 626 )

図 626 出力ファイル「クリープ破断時間」

ポート名：応力

応力。( 図 627 )

図 627 出力ファイル「応力」

2. 時間消費則線形近似パラメータ推定

応力とクリープ破断時間から時間消費則線形近似パラメータを推定する。( 図 628 )

図 628 ツール「時間消費則線形近似パラメータ推定」

入力ファイル：

ポート名：クリープ破断時間

クリープ破断時間( 図 626 を参照)

ポート名：応力

応力( 図 627 を参照)

出力ファイル：

ポート名：時間消費則線形近似パラメータ

時間消費則線形近似パラメータ。( 図 629 )

図 629 出力ファイル「時間消費則線形近似パラメータ」

20.4. 入力ファイル

このワークフローにおける入力ファイルは 図 630 〜 図 632 となる。入力ファイル名は半角スペースを入れなければ任意のファイル名でよい。

• サンプル入出力ファイル ダウンロードはこちら （html版のみダウンロード可能）

  • 予測モジュール提供元から受領した入力ファイルにて検証済

入力ファイル：

ポート名：最小応力_最大応力

最小応力_最大応力( 図 630 )

図 630 入力ファイル「最小応力_最大応力」

ポート名：温度

温度( 図 631 )

図 631 入力ファイル「温度」

ポート名：組成

組成( 図 632 )

図 632 入力ファイル「組成」

20.5. ワークフロー作成

1. ワークフロー一覧から [ワークフローを追加] ボタンをクリックし、ワークフロー登録画面に遷移する。

ワークフロー名に「クリープ破断時間推定後の時間消費則線形近似パラメータ推定」、ワークフローの説明を入力し、[登録] ボタンをクリックする。( 図 633 )

図 633 ワークフロー登録

2. ワークフロー登録後、ワークフロー一覧に先ほど登録した「クリープ破断時間推定後の時間消費則線形近似パラメータ推定」が表示されるので選択する。( 図 634 )

図 634 ワークフロー一覧画面

3. ワークフローメタ情報画面に遷移後、[デザイン] ボタンをクリックし、ワークフローデザイナー画面に遷移する。( 図 635 )

図 635 ワークフローデザイナー画面

4. デザインメニューの [ツール] アイコンをクリックすると、ツールダイアログが表示されるので、今回使用するツールを選択し、ドラッグ＆ドロップで追加する。( 図 636 )

図 636 ツール表示画面

今回使用するツールは、下記の表の通りとなる。ツールの種類はワークフロー（WF）を選択する。

ツール名
クリープ破断時間推定
時間消費則線形近似パラメータ推定

5. 「クリープ破断時間推定」ツール上で「右クリック > 入力ポートに接続するデータを配置」をクリックする。( 図 637 )

図 637 入力ポートの接続（1/2）

6. 「クリープ破断時間推定」ツールに入力データが接続される。( 図 638 )

図 638 入力ポートの接続（2/2）

7. 「クリープ破断時間推定」ツールの出力ポートと「時間消費則線形近似パラメータ推定」ツールの入力ポートを接続する。( 図 639 )

図 639 ツール間の接続

8. 「時間消費則線形近似パラメータ推定」ツール上で「右クリック > 出力ポートに接続するデータを配置」をクリックする。( 図 640 )

図 640 出力ポートの接続

9. デザインメニューの [自動レイアウト] アイコンをクリック後、ワークフローを保存する。( 図 641 )

図 641 ワークフローの保存

10. ワークフローメタ情報編集画面に遷移し、[編集] ボタンをクリックしてステータスを公開中に変更し [登録] ボタンをクリックする。( 図 642 )

図 642 ステータスの変更

20.6. ワークフロー実行

1. ステータスを変更後ワークフローメタ情報画面に戻るので、[ワークフローを実行] ボタンをクリックするとワークフロー実行画面に遷移する。 実行パラメータ(入力ファイル)を設定後、[実行] ボタンをクリックすることでワークフローが実行される。( 図 643 )

図 643 ワークフロー実行

2. ワークフローが実行されるとラン一覧に実行したワークフローが記載される。( 図 644 )

図 644 ラン一覧画面

3. ランのステータスが完了になることで実行結果をダウンロードすることが可能になる。( 図 645 )

図 645 実行完了

20.7. 実行結果

1. ラン一覧から実行結果をダウンロードしたいランIDをクリックし、ラン詳細画面に遷移する。( 図 646 )

ラン詳細画面の [ダウンロード] ボタンをクリックすると計算結果ファイルダウンロード画面に遷移する。そこで、全ての実行結果をダウンロードするのラジオボタンにチェックを付け、[ダウンロード] ボタンをクリックするとダウンロードが開始される。

図 646 ラン詳細画面と計算結果ファイルダウンロード画面

2. ダウンロードした実行結果ファイルは圧縮されており、"out.zip"というファイル名になっている。

これを解凍すると「(ワークフローID+)ツール名」のフォルダが存在する。( 図 647 )

図 647 実行結果ダウンロードファイル(out.zip)