15. 最小クリープ速度推定_耐力有ワークフロー(0.2%耐力使用版)

15.1. 概要

データベースを元にXGBoostを用いて作成された非線形予測モデルを使用し、組成、温度、応力範囲、0.2%耐力からなる入力条件に対してPMの最小クリープ速度の予測および対応する応力を出力する。

15.2. ワークフロー説明

データベースを元にXGBoostを用いて作成された非線形予測モデルを使用し、組成、温度、応力範囲、0.2%耐力からなる入力条件に対してPMの最小クリープ速度の予測および対応する応力を出力する。 ワークフローは 図 510 になる。

../_images/wf5.png

図 510 最小クリープ速度推定_耐力有ワークフロー(0.2%耐力使用版)

15.3. ツールの説明

今回のワークフローで使用するツールの説明を行う。

ツール名

最小クリープ速度推定_耐力有

1. 最小クリープ速度推定_耐力有

組成、温度、応力範囲、0.2%耐力から最小クリープ速度を予測する。( 図 511 )
../_images/wf_tool15.png

図 511 ツール「最小クリープ速度推定_耐力有」

入力ファイル:
ポート名:コンマ2パーセント耐力
コンマ2パーセント耐力( 図 512 )
../_images/proof_stress_02pct3.png

図 512 入力ファイル「コンマ2パーセント耐力」


ポート名:最小応力_最大応力
最小応力_最大応力( 図 513 )
../_images/stress_range4.png

図 513 入力ファイル「最小応力_最大応力」


ポート名:温度
温度( 図 514 )
../_images/temperature5.png

図 514 入力ファイル「温度」


ポート名:組成
組成( 図 515 )
../_images/compositions5.png

図 515 入力ファイル「組成」

出力ファイル:
ポート名:応力
応力。( 図 516 )
../_images/stress4.png

図 516 出力ファイル「応力」


ポート名:最小クリープ速度
最小クリープ速度。( 図 517 )
../_images/min_creep_rate2.png

図 517 出力ファイル「最小クリープ速度」

15.4. 入力ファイル

このワークフローにおける入力ファイルは 図 512図 515 となる。入力ファイル名は半角スペースを入れなければ任意のファイル名でよい。

  • サンプル入出力ファイル ダウンロードはこちら (html版のみダウンロード可能)

    • 予測モジュール提供元から受領した入力ファイルにて検証済

15.5. ワークフロー作成

1. ワークフロー一覧から [ワークフローを追加] ボタンをクリックし、ワークフロー登録画面に遷移する。
ワークフロー名に「最小クリープ速度推定_耐力有」と入力後、ワークフローの説明を入力する。( 図 518 )
../_images/wf_add3.png

図 518 ワークフローを追加

2. 予測モデルについては、 [選択] ボタンをクリックし、予測モデル選択画面に遷移する。( 図 519 )
../_images/wf_model_select3.png

図 519 予測モデル選択

3. 検索ワード入力欄に、検索する予測モデル名「最小クリープ速度推定_耐力有」と入力後、[検索] ボタンをクリックする。( 図 520 )
4. 検索結果の中から選択する予測モデルの左端のラジオボタンにチェックを付け、[選択] ボタンをクリックする。( 図 521 )
../_images/wf_model_select_decision3.png

図 521 予測モデル選択確定

5. ワークフロー登録画面の [登録] ボタンをクリックする。( 図 522 )
../_images/wf_register5.png

図 522 ワークフロー登録

6. ワークフロー登録後、ワークフロー一覧に先ほど登録した「最小クリープ速度推定_耐力有」が表示されるので選択する。( 図 523 )
../_images/wf_list5.png

図 523 ワークフロー一覧画面

7. ワークフローメタ情報画面に遷移後、[デザイン] ボタンをクリックし、ワークフローデザイナー画面に遷移する。( 図 524 )
../_images/wf_design15.png

図 524 ワークフローデザイナー画面

8. デザインメニューの [ツール] アイコンをクリックすると、ツールダイアログが表示されるので、今回使用するツールを選択し、ドラッグ&ドロップで追加する。( 図 525 )
../_images/wf_design25.png

図 525 ツール表示画面

今回使用するツールは、下記の表の通りとなる。ツールの種類は予測モジュール(M)を選択する。

ツール名

最小クリープ速度推定_耐力有

9. 「最小クリープ速度推定_耐力有」ツール上で「右クリック > 入力ポートに接続するデータを配置」をクリックする。次に「右クリック > 出力ポートに接続するデータを配置」をクリックする。( 図 526 )
../_images/wf_design35.png

図 526 入出力ポートの接続

10. デザインメニューの [自動レイアウト] アイコンをクリック後、ワークフローを保存する。( 図 527 )
../_images/wf_save5.png

図 527 ワークフローの保存

11. ワークフローメタ情報編集画面に遷移し、[編集] ボタンをクリックしてステータスを公開中に変更し [登録] ボタンをクリックする。( 図 528 )
../_images/wf_edit5.png

図 528 ステータスの変更

15.6. ワークフロー実行

1. ステータスを変更後ワークフローメタ情報画面に戻るので、[ワークフローを実行] ボタンをクリックするとワークフロー実行画面に遷移する。 実行パラメータ(入力ファイル)を設定後、[実行] ボタンをクリックすることでワークフローが実行される。( 図 529 )
../_images/wf_run15.png

図 529 ワークフロー実行

2. ワークフローが実行されるとラン一覧に実行したワークフローが記載される。( 図 530 )
../_images/wf_run25.png

図 530 ラン一覧画面

3. ランのステータスが完了になることで実行結果をダウンロードすることが可能になる。( 図 531 )
../_images/wf_run35.png

図 531 実行完了

15.7. 実行結果

1. ラン一覧から実行結果をダウンロードしたいランIDをクリックし、ラン詳細画面に遷移する。( 図 532 )
ラン詳細画面の [ダウンロード] ボタンをクリックすると計算結果ファイルダウンロード画面に遷移する。そこで、全ての実行結果をダウンロードするのラジオボタンにチェックを付け、[ダウンロード] ボタンをクリックするとダウンロードが開始される。
../_images/wf_result15.png

図 532 ラン詳細画面と計算結果ファイルダウンロード画面

2. ダウンロードした実行結果ファイルは圧縮されており、"out.zip"というファイル名になっている。
これを解凍すると「(ワークフローID+)ツール名」のフォルダが存在する。( 図 533 )
../_images/wf_result25.png

図 533 実行結果ダウンロードファイル(out.zip)